自民・進次郎氏が政策活動費「公開方法工夫支出」で悪あがき…グダグダ居直り答弁で野党からフルボッコ

公開日: 更新日:

 国会が今週21日の会期末に向けて大詰めを迎える中、政治資金規正法の再改正をめぐり与野党が大揉めだ。自民党は16日、一部支出を非公開にする「公開方法工夫支出」の創設を断念した。

 工夫支出は、議員外交や企業秘密への配慮、プライバシー保護が必要な場合に支出を非公開にできる仕組み。使途非公開の政策活動費(政活費)の全面廃止を求める野党に対し、自民が提案したものだ。

 工夫支出の創設に最後まで悪あがきを見せたのが、自民の法案提案者である小泉進次郎元環境相だ。党政治改革本部の事務局長としてのメンツゆえか、16日の衆院政治改革に関する特別委員会での答弁はひどかった。

■「正直わからない」

 立憲民主の後藤祐一議員が工夫支出の立法事実を確認するため、現行の自民の政活費のうち工夫支出に該当するものがあるかを問いただすと、進次郎氏は「正直、(政活費の)具体的な運用は分からない」と他人事のような居直り。これには維新の青柳仁士議員からも「分からないなら法律を作ってはいけない」と苦言を呈される始末だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  2. 2

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か

  5. 5

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  1. 6

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  2. 7

    三山凌輝に「1億円結婚詐欺」疑惑…SKY-HIの対応は? お手本は「純烈」メンバーの不祥事案件

  3. 8

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  4. 9

    佐藤健と「私の夫と結婚して」W主演で小芝風花を心配するSNS…永野芽郁のW不倫騒動で“共演者キラー”ぶり再注目

  5. 10

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意