東証グロース市場に高まる期待…内需関連企業中心で、トランプ関税が追い風に
■過去6カ月のリターンが最も高いのは…
ETFは投資信託に比べてコストが安いのがメリットだが、投資信託の中にはETFを上回るリターンが狙えるアクティブファンドもある。
楽天証券のスクリーニング機能を利用して、国内中小型株を投資対象とする投資信託を検索すると、48本が抽出される。このうち過去6カ月のリターンが最も高いのは、「SBI日本小型成長株選抜ファンド」の34%(年換算)だ。これを過去1年のシャープレシオで並べ替えてみると、トップは「インベスコ店頭・成長株オープン」で6カ月のリターンは20%(同)となる。
シャープレシオは、リスクとリターンのバランスを見る指標で、数値が高いほど、低いリスクで効率よくリターンを確保しているといえる。現在は大型株や高配当株が人気だが、中小型成長株を見直すときかもしれない。
(ジャーナリスト・向山勇)