東京・日本橋、首都高のフタ取れ 川沿いを楽しく歩ける街に

公開日: 更新日:

東京駅東側との一体感を強化。回遊性を高める

 ほかの4街区や全体の見通しはどうか。前出の広報担当者に聞いた。

「再開発によって東京駅の東側の一体感が強化され、“東京の新しい顔”となるよう、水と緑が広がるまちづくりを大切にして設計する計画です。川沿いを楽しく歩いて滞在できるように、建物はもちろん、滞在空間も川に向けて整備し、川沿いの空間を楽しんでもらう工夫を検討しています」

 実施方針では、川岸に親水護岸やデッキを設置して川を近くに感じられる歩道に段差を設け、川を上から眺める空間整備も描かれている。川沿いと土手のようなイメージだ。川沿いの建物は、低層部が川に向けてオープンスペースとなり、川沿いのにぎわい形成に一役買っていることが見て取れる。

 さらに広報担当者は日本橋から八重洲まで続くまちの連動性や日本橋の歴史的な背景も重要だという。

「日本橋・八重洲エリアでは、江戸以来の商業・金融・文化の蓄積と、新たな挑戦を受け入れてきた歴史を持つ街です。東京駅東側の回遊性を高めながら、川沿いを歩き、滞在したくなる空間づくりや、金融・ライフサイエンス・宇宙・食など多様な領域の交流を後押しすることで、東京の新しい顔となる水都の形成に貢献していきたいと考えています」(同担当者)

 日本橋リバーウォークでは、川沿いに緑地や親水広場などのゆとりある空間を設けながら、オフィスや商業、住宅など多様な機能を備えた街区づくりが進められる予定となっている。川がキレイになり、生まれ変わる日本橋を楽しみに待とう。

【連載】築地、日本橋、銀座、臨海エリア 大都会の未来予想図

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    打線強化急務の巨人が今オフ、トレード獲得に舌なめずりする日本ハム2選手の名前

  2. 2

    日本ハム助っ人レイエスに「70万ドル請求訴訟」 タティスJr.も敗れた“収入10%契約”の落とし穴

  3. 3

    日テレが“打倒 VIVANT”へ総力をかけて挑むドラマ「俺たちの箱根駅伝」の勝算

  4. 4

    経済閣僚から相次ぐ「高市総理はリフレじゃない!」の無責任…にじむのは露骨な米国への配慮

  5. 5

    何ら新味なかった高市改造人事で期待できるとすれば、勢いづいた藤田維新の“大暴れ”くらいか?

  1. 6

    歌番組を見ながら紅白を考えた…来春メンバーが2人になる純烈が気になる

  2. 7

    維新から入閣の中司宏新大臣に案の定「裏金疑惑」…高市内閣は支持率20ポイント暴落もある

  3. 8

    川島道行さんは闘病19年 脳腫瘍グレード2で5年生存率は7割

  4. 9

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  5. 10

    WEST.“史上最悪の空中分解”で前途暗雲…10年前のSMAP解散時を超える衝撃