(4)「転売ヤーの春」終焉…投げ売りはすでに始まっている
ただし、それだけでは飽き足らないのか、最近では人気エリアの中古マンションを相場のちょい安程度で買い取り、半年か1年ほどはそのまま寝かせ、値上がりしたところで売却、という手法も使い始めた。
いずれも、中古マンション市場が値上がりするか、値上がり基調であってこそ利益が確保できるビジネススキームである。
もうひとつのカテゴリーは「バルク買い」の業者たち。
彼らは湾岸などの人気エリアで販売されている新築タワマンなどを数戸から20戸程度をまとめて売り主のディベロッパーから買い取る。
そういう物件は表向き「登録抽選」という形式を採っているが、彼らはそこを上手に立ち回って複数戸を購入してしまう。
人気物件だから、うぶなエンドさん(業界用語で「一般消費者」のこと)たちが大量に申し込み、何十倍もの抽選倍率になった、なんて報道されたこともあるが、バルク買い業者たちは、裏でキッチリうまくやっていたのだ。
彼らが買い取った物件は引き渡し後、大きく値上がりしたので、新築時購入価格の1.5倍程度で売却することで多大な利益を得られた。


















