「目に見えない復興」が課題 武内宏之氏が語る被災地の今

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 3・11から間もなく7年。東北の被災地の復興は本当に進んでいるのだろうか――。あの日、津波で印刷施設が水浸しになりながらも、新聞を出し続けることにこだわった宮城県のローカル紙・石巻日日新聞は、手書きの「壁新聞」を作り、輪転機が復活するまでの6日間、避難所に張り出した。大災害の中でジャーナリズムを貫いたその姿勢は世界で評価され、国際新聞編集者協会特別賞を受賞、ワシントンDCの博物館にその壁新聞は展示されている。陣頭指揮した当時の報道部長の武内宏之氏を訪ね、被災地の今を率直に語ってもらった。

■ショッピングモールでベンチに一日座るお年寄り

  ――壁新聞を出したあの日のことは今も鮮明ですよね。

 壁新聞は評価していただいてとてもうれしいのですが、現場には、あれしかやれなかったという悔しさもありましたね。普通に新聞を発行できていればもっと情報も伝えられたと。ただ、地域に密着したローカリズムの精神は、そのあともずっとあります。若い社員たちが引き継いでいます。

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