【表あり】「二月闘争」に向け動き出した“公明票” 中道候補が猛追する「逆転」34選挙区はココだ!

公開日: 更新日:

創価学会は本気だ

 創価学会の機関紙「聖教新聞」は連日、「『中道』は清潔な政治貫く」「『中道』は“生活”を重視」と、大々的に報じ、小選挙区候補者の名前も全員、載せている。

 2月に入って目立つのが「二月闘争」という単語だ。2月1日の紙面は、1面から「二月闘争! 凱歌の決勝点へ」と檄を飛ばし、2日の聖教新聞も「『二月闘争』に学ぶ」と、特集を組んでいる。

「二月闘争」とは、カリスマ指導者・池田大作名誉会長が、若い頃、1カ月間で200世帯の折伏を達成したことから転じて、「壁を破る戦い」を指すようだ。

 創価学会にとって、もともと2月は「闘争」の1カ月。創価学会の会員は、当然、2月8日投開票の衆院選のことだと受け止めているという。

 2日の聖教新聞でも、青年部長が座談会で、「小選挙区も比例区も大接戦です。特に小選挙区は僅差で逆転します。ここからの戦いで決まります」とハッパをかけている。

「創価学会・公明党は、自民党が大勝したら大変なことになる、と危機感を強めているのでしょう。なにしろ、高市首相と麻生副総裁は大の公明嫌いです。もし、自維政権が300議席も取ったら、宗教法人法や優遇税制を改定しかねない。創価学会・公明党のパワーを見せつけるためにも、一人でも多く中道候補を当選させるつもりでしょう」(政界事情通)

 各選挙区に1万~2万票ある公明票が中道候補に乗ったら、勝敗は逆転する可能性がある。現在、自民党がリードしている選挙区も多くは接戦だからだ。たとえば、自民党が実施したとされる調査をみると、自民候補のリードが5ポイント未満という大接戦の選挙区だけでも34ある。北海道4区は0.5ポイント差、宮城1区も0.3ポイント差、埼玉9区は0.2ポイント差である。公明票が動いたら、あっという間に逆転する僅差である。

 現在、リードしている鈴木貴子氏(北海道7区)や黄川田仁志氏(埼玉3区)、石原宏高氏(東京3区)、下村博文氏(東京11区)、萩生田光一氏(東京24区)、野田聖子氏(岐阜1区)も、中道候補に逆転されておかしくない。

 この選挙、どんな波乱が起きるか最後まで分からない。

  ◇  ◇  ◇

 自民党の勝敗を握るのは公明票か。関連記事【もっと読む】『公明票消失で大打撃…東京30選挙区ので自民候補「当選圏内」たった4人の衝撃』も必読だ。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    高市首相が自衛隊派遣めぐり安倍側近と壮絶バトル→「クビ切り宣言」の恐るべき暴走ぶり “粛清連発”も画策か

  2. 2

    政権内で孤立する“裸の高市首相” 「ストレス高じて心因性疾患」を危ぶむ声

  3. 3

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 4

    高市首相「イヤイヤ集中審議」の一部始終…収まらないイライラ、官邸崩壊もチラつき深まる孤立

  5. 5

    ホルムズ海峡封鎖で習近平指導部が高笑い 中国の石油備蓄量は日本の5倍超、いまだ一滴も放出せず

  1. 6

    これぞ高市流“危機管理”…イラン情勢悪化による医療資材「供給不安」に後手後手の能天気

  2. 7

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  3. 8

    高市首相が参院自民にイライラMAXで爆発寸前! 予算案の年度内成立断念で身内に八つ当たりの醜悪

  4. 9

    愛子天皇の可能性を国会答弁で“否定”し…週刊誌が高市首相を「裏切り者」扱い、新潮は「無傷では済むまい」と凄む

  5. 10

    地方での「高市効果」に限界か…東京・清瀬市長選で自民現職が共産候補に敗れる衝撃

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  2. 2

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 3

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  4. 4

    長澤まさみの身長は本当に公称の「169センチ」か? 映画「海街diary」の写真で検証

  5. 5

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  1. 6

    樹木希林に不倫を暴露された久世光彦

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希またも“自己中発言”で捕手批判? 露呈した「人間性の問題」は制球難より深刻

  3. 8

    自転車の「ハンドサイン」が片手運転ではとSNSで物議…4月1日適用「青切符」では反則金5000円

  4. 9

    【独自】急死の中山美穂さん“育ての親”が今朝明かしたデビュー秘話…「両親に立派な家を建ててあげたい!」

  5. 10

    柳楽優弥「九条の大罪」23歳新人が大バズり! 配信ドラマに才能流出→地上波テレビの“終わりの始まり”