複数の候補者から「アギーレを選んだ理由」 原博実氏が明かす

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■箸と日本語を来日前に練習していた

――日本の文化に興味があるみたいですね。

「日本食を食べに行ったのですが、本人も奥さんも息子さんも、箸が上手で驚きました。日本人スタッフに『こんにちは、ありがとう』以外に日本語で話し掛けてました。箸も日本語も来日前に練習したと言っていました。『テキーラよりもキツくない』と言いながら日本酒を飲み、刺し身に天ぷら、そういえばあんみつも食べていました」

――9月からは専務理事職に専念。日本サッカーのカレンダーの整理など改革に取り組みます。優先課題は何でしょうか?

「まずはJリーグをはじめとして国内のサッカーの日常のレベルを上げることです。日本では19歳や20歳で代表に入るような選手がなかなか出てこない。もっと日常から激しく、高いレベルで戦わないと世界で戦える個性のある選手は育ってきません。サッカーカレンダーにも、手を入れないといけません。今は3月から11月までがシーズン。これでは短過ぎます。特にW杯イヤーは2カ月が中断。実質的にリーグ戦は7カ月ほどしかない。まずは優先順位を決めたいと思っています。第一に代表のスケジュールを優先。次はJリーグ。続いてACL(アジア・チャンピオンズリーグ)、天皇杯、そしてナビスコ杯という順位です」

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