アギーレ監督 初陣に「欧州組」大量召集で囁かれる“ある注文”

公開日: 更新日:

 アギーレ・ジャパンが大苦戦している。初采配となるウルグアイ戦(9月5日=札幌)は前売り分でチケットが完売したが、同9日のベネズエラ戦(横浜)は売れ行きが鈍く、発売から2週間が経過しても1万枚近くが売れ残った。

 ザック・ジャパン時代にチケットが完売しなかったのは、12年5月のアゼルバイジャン戦1試合だけ。地味な相手だった上に試合会場も静岡・エコパで交通の便がイマイチ。売れ行き不振も想定内だった。

 しかし、新監督の采配2試合目で大都市圏の横浜開催の売れ行き不振は想定外。異例の事態に日本サッカー協会担当者、広告代理店関係者は、一様に顔面蒼白ともっぱら。ついにはこんな声まで聞こえてきた。

「ブラジルW杯で日本代表が1分け2敗の惨敗に終わり、日本代表への興味が薄れたことで、視聴率の低下とスポンサー集めの苦戦を予想したテレビ局が、サッカー協会側に『ブラジルW杯に出場した欧州組を数多く招集して欲しい』と注文を付けたといわれています」(サッカー専門誌記者)

 ACミラン本田圭佑(28)、インテル長友佑都(27)、マンUのMF香川真司(25)、サウサンプトンの吉田麻也(26)、ドイツ勢ではマインツの岡崎慎司(28)、ケルン大迫勇也(24)の所属クラブに招集レターが送られ、全員が参加する予定だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  2. 2

    クマが各地で大暴れ、旅ロケ番組がてんてこ舞い…「ポツンと一軒家」も現場はピリピリ

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    安倍元首相銃撃裁判 審理前から山上徹也被告の判決日が決まっている理由

  5. 5

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  1. 6

    マツコ・デラックスがSMAP木村拓哉と顔を合わせた千葉県立犢橋高校とは? かつて牧場だった場所に…

  2. 7

    自民党は戦々恐々…公明党「連立離脱」なら次の衆院選で93人が落選危機

  3. 8

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  4. 9

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の抑え起用に太鼓判も…上原浩治氏と橋本清氏が口を揃える「不安要素」