2度目OP戦も松坂散々 「フォーム修正」と「減量」で板挟み

公開日: 更新日:

 松坂はもともと自身も認める「太る体質」。大食漢で、食の好みが合わなかった米国ですら、夫人が栄養管理していながらウエートコントロールに四苦八苦していた。単身赴任の日本ではまず、節制は難しい。

 本来なら体を絞るはずのキャンプ序盤からフォーム修正に時間を割いたことも悪循環になった。

 メジャー時代に過度のウエートトレーニングのせいで体が「巨大化」してしまった経験から、今では筋トレをあまり行わないこともあり、思うように痩せられないのだろう。

「かといって、今になって食事を制限したりして急激に体重を落とせば、ここまで入念に時間をかけて行ってきたフォームのバランスが一気に崩れる恐れもある。いまだフォームも固まらず、体のキレを取り戻すことも難しいとあっては本人も不安だと思います」(冒頭の関係者)

 開幕まで松坂に残された時間は多くはない。



日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  2. 2

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  5. 5

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  1. 6

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー

  2. 7

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方

  3. 8

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  4. 9

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  5. 10

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした