ソフトBが年俸更改再開 独自の「査定法」で大盤振る舞い

公開日: 更新日:

 ストーブリーグ最大の目玉となりそうだ。

 優勝旅行のため、中断されていたソフトバンクの契約更改。帰国翌日の15日から再開され、16日は遊撃のレギュラー今宮が2000万円アップの年俸9000万円にサイン。来季が2年契約の2年目となる捕手の細川は現状維持の1億円だった。

 ソフトバンクは活躍に応じて年俸のベースが跳ね上がる査定システムを採用している。今季54試合にリリーフ登板し、3勝1敗、防御率1.38だった五十嵐は年俸2億円から1億5000万円の大幅増。さらに2年契約も結び、「2年7億円プラス出来高」という破格の契約を勝ち取った。今宮も今季は自己ワーストの打率.228だったが、守備での貢献を認められたから2000万円も上がった。他球団ならよくて現状維持だったろう。

 トリプルスリーの柳田、チーム最多の13勝を挙げた武田、3年連続3割の中村晃らも、まだ契約更改を行っていない。FA宣言した松田も、残留なら年俸4億円の4年契約といわれている。

 今オフだけでチーム総年俸はいくら上がるか。けだし見ものだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  2. 2

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  3. 3

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  4. 4

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  5. 5

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  1. 6

    大炎上中の維新「国保逃れ」を猪瀬直樹議員まさかの“絶賛” 政界関係者が激怒!

  2. 7

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  3. 8

    維新の「終わりの始まり」…自民批判できず党勢拡大も困難で薄れる存在意義 吉村&藤田の二頭政治いつまで?

  4. 9

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  5. 10

    SKY-HI「未成年アイドルを深夜に呼び出し」報道の波紋 “芸能界を健全に”の崇高理念が完全ブーメラン