被告差し入れの焼肉弁当を食レポした「清原報道」の悪ノリ

公開日: 更新日:

 逮捕以来、怪しげな交友関係や異常な金銭感覚を含めた私生活が批判されているにもかかわらず、素性のはっきりしない人間を通じて弁当を差し入れるとは、清原被告も普通ではない。弁当に、今後の報道に手心を加えてもらおう、という思惑があるとすれば、とんでもない話だ。この期に及んでなお、こうした思考回路が透けて見えるようでは、今後の更生にも疑問符がつく。

 保釈時にヘリコプターを飛ばし、車とバイクでカーチェイスを繰り広げた新聞・テレビは、弁当すら「ニュース」に変える。どうやら清原被告は、千葉・松戸市内の病院から都内近郊にある医療施設に“極秘転院”したとみられているが、そこでも同じことが繰り返される可能性はゼロではない。

 無責任な野次馬根性が、果たして今後の清原被告のプラスになるだろうか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  4. 4

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  5. 5

    “やらかし俳優”吉沢亮にはやはりプロの底力あり 映画「国宝」の演技一発で挽回

  1. 6

    参院選で公明党候補“全員落選”危機の衝撃!「公明新聞」異例すぎる選挙分析の読み解き方

  2. 7

    「愛子天皇待望論」を引き出す内親王のカリスマ性…皇室史に詳しい宗教学者・島田裕巳氏が分析

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    松岡&城島の謝罪で乗り切り? 国分太一コンプラ違反「説明責任」放棄と「核心に触れない」メディアを識者バッサリ

  5. 10

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒