初対決のマエケンは要警戒 イチローは日本人投手をカモに
日本時間27日現在、防御率0.36は、ナ・リーグトップ。開幕4試合で1失点のドジャース・前田健太(28)が、29日のマーリンズ戦に先発する。
相手先発は13年の新人王であるホセ・ヘルナンデス(23)。エース級との投げ合いは初めてだけに打線の援護は未知数だが、それ以前に警戒しなければならないのはイチロー(42)だ。
というのもイチローは日本人投手との初対戦にめっぽう強いからだ。野茂には01年に2打数無安打、松坂には07年に4打数無安打と抑えられたものの、日本人投手が次々に海を渡るようになった09年以降はまるで別人のよう。09年に上原を3打数2安打、黒田を3打数1安打と打ち込むと、12年にはダルを4打数3安打、岩隈を3打数1安打。昨年は田中を4打数2安打とカモにした。
イチローは一昨年、田中がヤンキースと7年総額160億円で契約した際、「このオファーを受けたことへの覚悟と自信に敬意が払われるべき」とコメントした。これだけの契約を結ぶからにはそれなりの自信と覚悟があるんだろうなという、イチローなりの率直な感想というか“激励”だろう。