松山英樹が首位に5打差9位 メジャー初V狙える好位置に
【全米プロゴルフ選手権 2日目】
メジャー2戦連続予選落ちの松山英樹(24)にとって、今大会は決勝進出が最低限のノルマだった。この日は67で回り通算4アンダーまで伸ばし、カットライン(2オーバー)は楽々クリア。それどころか9位まで順位を上げて、残り2日間でメジャー初優勝を狙える好位置につけた。
見せ場は2番パー4でいきなりやってきた。残り130ヤードの2打目は傾斜を計算したかのようにピン上4メートルに落とすと、ボールはカップに吸い込まれてチップインイーグルを奪った。
4番では7メートルの長いバーディーパットを沈めて通算4アンダーと前半から勢いがあった。
ところが直後から5番ボギー、6番バーディー、7番ボギーと流れが悪くなった。
インパクト直後にアイアンを放り投げたり、左手を離してフィニッシュが決まらないなど、首をかしげ、スイングに納得していなかった。
それに、ところどころ芝が茶色になったグリーンでライン読みにも影響して、3メートル前後のチャンスをことごとく外してイライラが募った。