一軍離脱も焦らず 燕ドラ1寺島のメンタルは“意識高い系”

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■「自分を客観的に見られる状態でいたい」

 本人に自分自身を分析してもらうとこんな答えが返ってきた。

「あんまり物事を深く考えないように意識しています。体調だったり環境だったり、日々いろんなことが変わるので、それにいちいち左右されない方が自分にとってプラスになると思うので。だから『無』の状態が一番いい。もちろん、悔しかったりうれしかったりしたら表情や態度に出ますけど、気持ちを整理してコントロールできない人こそ感情を表に出すと思うので、そうならないよう、どこか自分を客観的に見られる状態でいたいんです」

 18歳らしくない冷静な自己分析だ。本紙記者が話を聞いていると「メモしていないですけど、話聞いてます?」と突っ込みを入れてきたから、これも新人離れしている。

 勉強も得意で、高校時代はほとんど「5」評価のときもあったという。特に得意なのは数学で、「計算するのが好き。成績が良かったときは、たまたま友達と勝負していたからです。絶対負けたくなかったけど、勝てませんでした」と、机の上でも負けず嫌いだ。

 今回は二軍行きとなったが、一軍登板はそう遠くはないだろう。

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