夏の甲子園完全予想 初戦で「散る高校」と「残る高校」

公開日: 更新日:

 第2試合の優勝候補対決は秀岳館が横浜を倒す。

「3季連続で甲子園4強と安定感抜群の秀岳館が総合力で上回る。川端、田浦の両左腕がいい。打線も木本らを中心に破壊力がある。対する横浜も増田らタレントが揃う一方で、下級生が中心の投手力に若干スキがあります」(パ・リーグのスカウト)

 第3試合は智弁和歌山が興南を下す。前出の美山氏がこう言う。

「智弁和歌山は通常の授業がある日も午後の早い時間から毎日猛練習をしています。150キロの速球、普通の直球、スローカーブの3台のマシンをガンガン打ちまくる。入学したばかりの1年生でも150キロを体感する。室内でティー打撃をやって、もう終わりかと思ったら、ランニングやロープを上る基礎体力強化の練習を夜遅くまでやっている。さらに元阪神の捕手・中谷コーチがバッテリーを指導していて、強打だけではないチームに仕上がっています。智弁和歌山に一日の長があると見ています」

 第4試合はセンバツ王者の大阪桐蔭が米子松蔭を倒す。

■第5日(11日)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木麟太郎をドラフト指名する日本プロ球団の勝算…メジャーの評価は“激辛”、セDH制採用も後押し

  2. 2

    日本ハム新庄監督がドラフト会議出席に気乗りしないワケ…ソフトB小久保監督は欠席表明

  3. 3

    ヤクルト青木“GM”が主導したバランスドラフトの成否…今後はチーム編成を完全掌握へ

  4. 4

    吉村代表こそ「ホント適当なんだな」…衆院議席3分の1が比例復活の維新がゾンビ議員削減と訴える大ボケ

  5. 5

    吉村代表は連日“ドヤ顔”、党内にも高揚感漂うが…維新幹部から早くも「連立離脱論」噴出のワケ

  1. 6

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  2. 7

    ブルージェイズ知将が温めるワールドシリーズ「大谷封じ」の秘策…ドジャース連覇は一筋縄ではいかず

  3. 8

    高市政権は「安倍イタコ政権」か? 防衛費増額、武器輸出三原則無視、社会保障改悪…アベ政治の悪夢復活

  4. 9

    今秋ドラフトは不作!1位指名の事前公表がわずか3球団どまりのウラ側

  5. 10

    亀梨和也気になる体調不良と酒グセ、田中みな実との結婚…旧ジャニーズ退所後の順風満帆に落とし穴