前途多難のハリル日本 マリ戦を前にチームに不穏な空気が

公開日: 更新日:

 ベルギー遠征中の日本代表が22日、翌23日のマリ戦(日本時間同午後9時20分開始)に向けた公式会見と練習を行った。

 会見でハリルホジッチ監督は「(主力に)ケガ人が多い。(今回の遠征では)多くの選手を起用し、(ロシアW杯本大会への)発掘の場所にしたい」などとコメント。会見後の練習は冒頭15分が報道陣に公開され、右股関節痛で別メニュー調整の浦和DF遠藤以外が冷たい雨の降りしきる中でランニングなどを行った。

「指揮官は会見でリラックスした雰囲気を漂わせつつ、質問に対して長々と自説を強調しながらコメント。ある意味<いつもと変わらぬハリル>でした。冒頭15分の印象ですが、練習中に余計な会話を交わさず、ピリピリムードだった選手たちと比べると実に好対照でした」(現地で取材中の元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏)

 もっとも、いつも通りに見えるハリルの胸中は揺れ動いているという。

 あるサッカー関係者が「監督、コーチ陣の間から不協和音が聞こえてくる」とさらに続ける。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  4. 4

    高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に

  5. 5

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  1. 6

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 7

    沢口靖子vs天海祐希「アラ還女優」対決…米倉涼子“失脚”でテレ朝が選ぶのは? 

  3. 8

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 9

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  5. 10

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち