体操パワハラ騒動 塚原夫妻“全面降伏”の裏側と協会の本音

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■国際体操連盟会長がIOC委員に

 10月にはもうひとつ、体操界にとって大きな出来事がある。日本体操協会の顧問で国際体操連盟のトップに座る渡辺守成会長(59)が、国際オリンピック委員会(IOC)の総会でIOC委員に推薦されることが決まっているのである。

 長くアマチュアスポーツを取材している元産経新聞運動部長の津田俊樹氏(国士舘大政経学部非常勤講師)が言う。

「現在、五輪競技の国際連盟でトップに立っている日本人は、体操の渡辺会長ただ1人です。2016年の会長選で次点に80票以上の大差をつけて当選。日本人が国際競技団体の会長に就くのは1994年まで国際卓球連盟会長を務めた荻村伊智朗氏以来、22年ぶりのことだけにメディアにも快挙と報じられました。その渡辺会長が10月のIOC総会でIOC委員に選出されることがすでに内定しています。日本人のIOC委員は現在、竹田恒和JOC(日本オリンピック委員会)会長のみ。渡辺会長が2人目となれば、当然、世界における日本体操の発言力が増す。そういうときに、お膝元の日本協会でパワハラ騒動が持ち上がった。渡辺会長にとっても体操協会にとっても、好ましいことでないのは確かです」

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