山田哲争奪戦!最長7年40億円提示でソフトBに挑む燕の勝算

公開日: 更新日:

 国内FA権を取得したヤクルト山田哲人(28)の周囲が騒がしくなってきた。

 残留交渉を進めるヤクルトは、山田に最長7年、総額40億円規模の条件を準備。球団史上最高の破格契約といっていい。

 もっとも、山田本人はヤクルトに残留するにせよ、FA権を行使するとみられ、他球団との争奪戦は必至だ。なかでも、山田に強い関心を示しているのがソフトバンクだという。二塁のレギュラーが不在で、補強ポイントになっているためだ。セ球団の編成担当が言う。

「7年契約といえば、ソフトバンクの柳田や楽天の則本と同じ球界最長で、1年ごとの年俸は今季5億円から、5・5億~6億円ほどにアップする形でしょう。ソフトバンクより資金力に劣るヤクルトは、年俸総額より契約年数で勝負に出たわけです。山田が今後、メジャー挑戦の意向を持った場合、それを容認する可能性もある。争奪戦の相手となるソフトバンクの柳田と同等の契約年数を用意することで、山田のプライドにも配慮したはず。とはいえ、山田にはすでに代理人もついている。12球団トップクラスの資金力を持つソフトバンクが本気で獲得に乗り出せば、少なくともヤクルト以上の年俸を提示するのは間違いない。年俸7億円、5年総額35億円はくだらないでしょう」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」