中日・立浪監督「続投」の仰天情報! 後続候補が消え“人望ゼロ”でも「客を呼べる男」

公開日: 更新日:

 侍指揮官の2年間の延長は何を意味するのか──。

 野球日本代表の井端弘和監督(49)が2026年の第6回WBCまで指揮を執ることが決まったと報じられたのだ。侍ジャパン強化委員会から、水面下で続投の打診を受けた井端監督が内諾したという。近く、正式に続投が決まる見通しだ。

 昨年10月に就任。大会ごとに更新する契約で、今年11月に行われる国際大会「プレミア12」まで采配を振ることは決まっていた。

「異例の契約形態になったのは、井端監督サイドの希望だったといわれている。井端監督は今季で3年契約が切れる中日立浪和義監督(55)の後任の最有力候補に挙げられていたからです」(球界関係者)

 立浪監督は就任以来、昨季まで2年連続最下位に沈み、3年目の今季も17日現在、最下位ヤクルトに0.5ゲーム差の5位と苦しい戦いが続いている。後任候補には、早くから井上一樹二軍監督(53)、OBの山崎武司氏(55)らの名前が挙がる中、「今季ワーストの借金17。3年連続最下位なら監督交代は既定路線のはずだったのですが、前半戦終了前後から5位で終われば続投という情報が出てきていました」と前出の球界関係者がこう言う。

「球団としては、次の本命だった井端監督が当初はプレミア12までだった侍の監督を2年間延長することになれば、当然、監督人事の再考を迫られる。井端監督は古巣の中日を立て直したい思いは強いが、それは27年以降であって今ではないという判断でしょう。『ミスタードラゴンズ』こと立浪監督の誕生から3年。球団内にも、満を持して就任してもらったのに、わずか3年で放り出していいものかという声も根強い。

現場では中堅以上の選手から総スカンのようですが、球団の評価は必ずしも悪いものばかりではない。最も大きいのは、勝てなくてもお客さんを呼べること。8月29日には主催ゲームの観客数が200万人を突破した。これは昨季より5試合早い62試合目での到達で、地元・名古屋の財界の人気も高い。バンテリンドームにお客さんを呼んでいるのは、選手ではなく、立浪監督という評価なのです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状