巨人・岡本和真「メジャー断念」に現実味…“元エースと4番”の同時流出はあり得ない?

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 巨人菅野智之(34)が来季、ついに海を渡る──。

「球団には自分の意向を伝えさせてもらって、僕自身も向こうでプレーするという気持ちでいる」と海外FA権を行使してメジャー移籍を目指すと表明している。

 昨季は4勝8敗に終わったが、今季は15勝3敗、防御率1.67と復活。4年ぶり4度目の最多勝利と勝率.833で4年ぶり2度目の最高勝率のタイトルを獲得した。全盛期をほうふつとさせる好成績で、4年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献。MVPの最有力候補でもある。

 就任1年目にリーグ優勝を奪回した阿部監督は「一野球人としたら応援したい。とにかく日本一になって格好つけて(メジャー)行けって言いたい」と容認姿勢。吉村編成本部長も、今季の優勝への貢献度や、巨人での12年間の功績を考慮した上で「彼の意思は尊重してあげたい」と語っている。

 米球界関係者は「2年総額3000万ドル(約45億円)から3年4500万ドル(約67億円)規模の好条件を提示する球団もありそう」と太鼓判を押すのだが、必ずしもチームの選手全員が歓迎ムードなわけではないという。

 同じくメジャー志向がある主砲・岡本和真(28)の挑戦時期に影響を及ぼす可能性があるからだ。さるチーム関係者がこう言う。

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