佐々木朗希たとえ“相思相愛”でもドジャースは選べない?行けばますます深まる「密約説」の真実味

公開日: 更新日:

 戦力としての必要度が最下位なら、本人の選択基準をクリアしそうな球団のランク付けは30球団中11位。佐々木朗希(23)の争奪戦で本命視されるドジャースにとって痛手となりそうなのが最近の米メディアの報道だ。

 日本時間8日、MLB公式ホームページが、面談が明らかになった7球団の戦力面から見た佐々木の必要度をランク付け。ドジャースは最下位の7位だった。

 日本時間9日には米「ジ・アスレチック」が、代理人のジョエル・ウルフ氏が挙げた選択理由の4項目を全30球団で点数化。ドジャースは「勝利実績」、「メディアの市場規模」、「投手育成」、「日本への直行度」の総合点で30球団中11位。勝利実績は1位だったものの、メディアの市場規模がニューヨークのヤンキースメッツに次いでマイナスが大きい28位だったことが響いた。ウルフ氏はメディアの市場規模について、「小・中規模なチームの方が彼には有益かもしれない」と言っていたからだ。

 争奪戦で最有力視されるドジャースは球団の必要度が低いうえ、必ずしも本人の希望に沿う球団というわけではない。仮にそれでも佐々木がドジャースを選ぼうものなら、ウワサされていた密約はやっぱりあったのかということになりかねない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因