小笠原慎之助ナショナルズ入り!水面下で激化していた争奪戦の舞台裏…プロ野球でタイトル無縁でも大人気のワケ

公開日: 更新日:

 中日の左腕・小笠原慎之介(27)のナショナルズ入りが決まった。

 昨年の12月10日にポスティングシステムによる移籍交渉手続きを申請。同じく入札制度を利用した前ロッテ佐々木朗希(23)、前阪神青柳晃洋(31)がそれぞれドジャース、フィリーズとマイナー契約を結ぶ中、日本時間25日午前7時に交渉期限を迎えた小笠原の新天地も決定した。

「交渉期限ぎりぎりまで去就未定の状態が続いていましたが、水面下では複数球団による争奪戦が展開されていました。少なくともメッツジャイアンツカブス、エンゼルス、ブルージェイズ、レッドソックスの6球団からオファーが届いたといいます。いずれも資金力があり、しかも佐々木朗希の獲得に乗り出していた球団ばかりです。朗希サイドが移籍先の最終候補をドジャース、パドレス、ブルージェイズの3球団に絞って以降、小笠原争奪戦はさらに激化したようです」(メジャー関係者)

 日本通算9年間で46勝65敗、防御率3.62。主要タイトルとは無縁だったが、左の先発は米球界でも貴重で、決め球のチェンジアップの精度も高評価。ローテの4番手、5番手候補として需要があるといわれていた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし