中日・中田翔“痛しかゆし”15kg大減量で臨む2年契約最終年…評論家からは厳しい声も

公開日: 更新日:

 表情は明るかった。

 名古屋で自主トレをしていた中日中田翔(35)が第2クール初日にキャンプ地に合流した。

 昨季は腰痛や足の故障で62試合出場にとどまり、打率.217、4本塁打、21打点。入団時の立浪監督が昨季限りで退任し、2年契約最終年を迎える背水イヤーは、体重を15キロ減の100キロまで絞り込んで臨む。

 この中田のダイエットを巡っては、評論家諸氏から「パワーが落ちて、飛距離が出なくなるのでは」との見方も出ている。中田は「もちろんそういう可能性もあるが、(体の)キレを出すトレーニングを多めにやってきた」と、瞬発力でカバーするつもりだ。

 中田は日本ハム時代から、オフになると毎年のように増量と減量を繰り返してきた。2020年は6キロ減でキャンプ入りし、自己最多の31本塁打をマークした半面、8キロ減で臨んだ17年は開幕から不振に陥り、16本塁打に留まった。WBC出場による疲労や感覚のズレもあったにせよ、「体重を落とした分、パワーが出ず、遠くに飛ばなかった」と嘆いた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  4. 4

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  5. 5

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  1. 6

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    矢地祐介との破局報道から1年超…川口春奈「お誘いもない」プライベートに「庶民と変わらない」と共感殺到

  4. 9

    渡邊渚“逆ギレ”から見え隠れするフジ退社1年後の正念場…現状では「一発屋」と同じ末路も

  5. 10

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態