大谷翔平と菊池雄星の“ただならぬ因縁”…日本時間1日のドジャース対エンゼルス戦で今季初対戦へ

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 2人とも高校から直接、メジャーに挑戦することを視野に入れたが、いずれも日本のプロ野球へ。海を渡ったのは大谷が1年早い17年オフ、入団したのはエンゼルスだった。そして菊池も翌年、後輩の後を追うように同地区のマリナーズに入団した。

 メジャー入り後の実績は比べるまでもない。MVP3回に本塁打のタイトルまで獲得した大谷が菊池を完全に超えた。

 しかし、菊池はこのオフ、大谷が見切りをつけたエンゼルスに入団してエース格に。すでに開幕投手が内定している。エンゼルスはオーナーがファンから身売りを要求されるほどのどん底状態。対する大谷のドジャースはスターをかき集めてワールドシリーズを制し、メジャーの頂点に立った。

 対照的な両球団とはいえ、そもそも同じロサンゼルスを本拠地にする球団同士の対戦は「ハイウエー・シリーズ」と呼ばれ、地元ファンの注目を集める。両チームは昔からライバル関係にある。

 菊池は大谷の後を追うように同地区球団に入団したのに続き、またしても大谷の所属するドジャースのライバル球団に移籍した。意図的なものを感じるし、果たして菊池の逆襲が始まるのかどうか。

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