「不誠実極まりない」と大会関係者が怒髪天!不倫騒動の損害に謝罪も金銭負担も一切せず
協会は今の大会主催者に主催権返上を迫っている。2027年から、協会が主管業務ではなく、すべてのツアー全体の管理をすることを目指している。だが多くの主催者が反発し、遅々として進んでいない。そこで協会は今年、大会主催者から徴収する公認料を700万円から一気に1300万円にアップした。大幅な値上げ理由を主催者に伝えずにさらなる反感を買っている。
小林浩美会長体制は11年から27年3月まで続く。トップが長く権力の座に居続けると内部から腐敗する──とはよく言われる。内部では小林会長の意に沿わないスタッフが閑職に追いやられて、上層部はイエスマンばかり。優秀な人材が「将来性がない」と何人も辞めている。専務理事に内定していた福本佳世がコンプライアンス違反ともいうべき不適切発言でゴルフ界を騒がせても、責任を問われず理事職にとどまっている。スキャンダルに誠実に対応しなかったフジテレビ同様のガバナンス不全が、日本女子プロゴルフ協会にも起きている。 (おわり)