28年ロス五輪の野球「7イニング制」に現実味…MLBが企む現役メジャーリーガー出場への“奥の手”
ワッサーマン委員長がMLB各球団に対して行った説明によれば、ロス五輪の野球は最少6チーム、最大8チームが出場し、5~6日間の日程で行われる。WBCとは異なり、短期間で終了するとはいえ、組織委、MLB、WBSC(世界野球・ソフトボール連盟)の3者は7イニング制の実施を検討しているという。選手の負担軽減や、IОC(国際オリンピック委員会)が理想とする試合時間の短縮化を図るためだ。中でもMLBはイニングを短縮することで、各球団のオーナーの賛同も得られやすくなる上に、世界的な視聴者数増も見込めると踏んでいるという。
すでにNFLからは20年に史上最高額の10年総額約662億円で契約延長したチーフスのスターQBマホームズが出場に前向きな姿勢を見せている。23年オフにプロスポーツ史上最高額(当時)を更新した大谷の出場は実現するか。
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ロス五輪といえば、サッカーの男女の「出場枠の差」が波紋を広げている。なんと男子の12枠に対し、女子は16枠となっているのだ。あれだけ平等性が問われている中、いったいなぜなのか。
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