阪神・佐藤輝明は「三塁手クビ」なのか…右翼で9試合連続出場、メジャー挑戦にはプラスだが
とは、コーチ経験のある球団OBだ。
「ヘルナンデスは三塁、一塁、外野が守れるとの触れ込みで入団しましたが、もともとは昨オフの大山のFA流出に備え、一、三塁手として獲得した。昨季のメキシコリーグでも三塁が定位置でしたし、開幕以降は二軍でも外野は守っていない。実際に守備も悪くないですからね。ヘルナンデスが一軍で活躍するようなら佐藤輝が三塁でスタメン起用される機会は激減するでしょう。一方、三塁手としてこだわりがあった佐藤輝は外野へはじかれる形になり、モチベーションへの影響を心配する声もあった。しかし、いまのところ本人は黙々と外野守備をこなしている。近い将来のメジャー挑戦を見据えるだけに、三塁と外野を守れるに越したことはない。メジャーへの準備として割り切っているのではないか」
佐藤輝にときどきでも三塁を守らせたほうが、本人の精神衛生上よさそうではあるが……。
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阪神と言えば、藤川監督の“無思慮ぶり”が物議をかもしている。先日の中日戦の判定に言及した発言は、井上監督への当てつけにとどまらず、審判への不満までにじませたもの。広島戦での一件に続き、今やリーグ内外からの警戒が強まりつつあるようだ。いったいどういうことか。いま、何が起きているのか。