ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず
佐々木はロッテ時代の昨季も「似たような症状があった」と話しているが、昨季も今季と同じ過程を辿っている。
昨季は開幕から中6~9日のローテで登板していたが、5月24日に8度目の先発マウンドに上った直後の同28日に上半身の疲労回復の遅れで登録抹消。6月8日に一軍復帰し、同日の広島戦に中14日で登板、勝ち投手になったものの、直後には右上肢のコンディショニングを考慮し、再び抹消された。
「万全ではない中で復帰することで、昨年のように離脱を繰り返したくないのはわかりますが、ロッテ時代と同様、肩の違和感や痛みの再発を恐れているだけではないか」とは、古巣ロッテのOBだ。
「佐々木の離脱癖は今に始まったわけではない。プロ入り直後から『しっくりこない』などと言っては、チーム状況にかかわらず離脱を繰り返した。佐々木のようなメンタルの問題は、投げないと克服できない面も大きいが、それを回避し続けてきた。首脳陣や他のチームメイトのなかには、佐々木の『しっくりこない』発言には、半信半疑だったと聞いています」