ヤンキース敗退なら主砲ジャッジが“戦犯”に…勝負弱さとザル守備またもプレーオフで露呈
昨季は逆転エラー、今季もまさかのトンネル
6日、敵地トロントでの地区シリーズ第2戦の二回、ブ軍5番のバーショの右翼線への打球のクッションボールをトンネル。打球が転々とする間に、打者走者の三進を許すと、先発左腕フリードが次打者クレメントに先制2ランを浴びた。ジャッジのエラーがブ軍打線を勢いづかせたのか、フリードは4回途中7失点KО。2番手右腕ウォーレンも6失点で六回までに計13失点と、5日の初戦(1-10)に続く大量失点で2連敗。ブ軍に王手をかけられた。
ジャッジといえば昨季も、ドジャースとのワールドシリーズ第5戦でもド軍に逆転を許すきっかけとなるエラーを犯しているだけに、地元メディアやファンからはジャッジの大舞台での勝負弱さを指摘する声が絶えない。
レギュラーシーズンは打率.331、出塁率.457、長打率.688の3部門でメジャートップ。6日にはドジャース・大谷翔平(31)を抑えて米野球専門誌「ベースボール・アメリカ」の最優秀選手に選ばれ、ア・リーグのMVP候補にも挙げられている。が、ヤ軍がこのまま地区シリーズで姿を消せば、戦犯としてやり玉に挙げられそうだ。