著者のコラム一覧
宮崎紘一ゴルフジャーナリスト

海老原清治プロ(76)が目からウロコの提言…高齢者が続けるためには「ルールを変える必要がある」

公開日: 更新日:

 海老原プロは言う。

「年を取っても、ゴルフを元気で長く続けるためには、年齢、体力に応じたトレーニングなども必要ですが、同時にゴルフ界全体の仕組みや、ルールを変える必要があると思うんです。例えばドライバーの高反発を正式に認めることです。高齢になって若い時と同じクラブでは無理があります。大手メーカーも、ユーザーのヘッドスピード別に分けてクラブを販売する。ゴルファーの生き甲斐や、楽しさはやっぱり飛ばすことにあります。なんでこれにブレーキをかける必要があるのですか。プロの試合とアマチュアの楽しみは別なんです。ルールを同一化する意味なんてないと思います」

 海老原プロは続ける。

「ボールも同じです。高齢者向けの高反発ボールを認めればいいんです。高反発のドライバーとボールを販売すれば、用具メーカーの経営にも寄与するのではないか。ゴルフ場も同じです。高齢者や女性がゴルフをやめていくのはコースが長すぎるからなんです。フェアウエーの真ん中にティーイングエリアをつくって、パーオンする機会をつくってあげるべきです。幾つになってもバーディーのチャンスがあれば高揚感が芽生えてきます。ゴルフは老若男女が一緒にプレーできる数少ないスポーツです。その恩恵をもっと生かすべきです。ゴルフの好きな人がゴルフをやめたら、目的がなくなって老け込んだり、体力が衰えてしまう例をたくさん見ています。私は7カ月前に胃を全摘する手術をしました。でも、今もこうして元気でいられるのも試合に出たいという目的があるからです。ゴルフは健康にも、生き甲斐にもいい効果がある。業界がひとつになって、高齢者のバックアップを推進するべき」

 ちなみに今大会、海老原プロはゴールドクラシック部門(68歳以上)で158(79、79)。18人中13位タイ。大病を克服する「若さ」は健在だった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希の選手会脱退に「情けないし、寂しい」 球界に広がった“第2の朗希”への危機感

  2. 2

    (1)阿部監督の暴行事件は巨人にとって“渡りに船”だったか…異様に早い「解任判断」の裏側

  3. 3

    ドジャース大谷6年連続オールスタースタメンに暗雲…建国250周年の地元票が生む“フィリーズ包囲網”

  4. 4

    中傷動画疑惑に「ナメプ」連発の高市首相に大打撃! 共同通信の作成者証言報道を皮切りにメディア総攻撃開始

  5. 5

    「ペチュニア」と「キンギョソウ」が見頃を迎えた花と緑のテーマパーク「東京ドイツ村」入場券を5組10人にプレゼント

  1. 6

    セクシー女優・藤咲まいが「台湾売春」で逮捕 高額ギャラの裏側にある“ホスト沼”の存在

  2. 7

    「ベンチ裏で泣いた」佐々木朗希に囁かれたメジャー適応力への不安…野茂英雄との決定的な違い

  3. 8

    東京都内の選挙で自民また手痛い負け…「リベラル一掃を」と鼻息荒かった杉並区長選も暗い先行き

  4. 9

    佐々木朗希がゴネた末の契約合意 この時すでに米挑戦は“既定路線”になっていた

  5. 10

    高市首相の閉鎖ブログに残された「不都合な真実」…国会で大見得《過去に週刊誌を訴えた》は虚偽なのか?