横綱・豊昇龍に左ヒザ半月板損傷は“プラスに作用”の一面も 過去1勝3敗の一山本を下して2連勝

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 初日から2日続けて上位陣が安泰、上々の滑り出しとなった。

 昨12日、2横綱2大関がいずれも2連勝。新大関の安青錦が物言いの末、義ノ富士を破ると、琴桜も快勝。横綱大の里も貫禄の相撲で結びの一番を白星で飾った。

 もう一人の横綱、豊昇龍(26)も慎重な相撲。初日に若元春を寄り倒すと、この日は過去1勝3敗の一山本を寄り切った。

 場所前は左ヒザの半月板損傷が発覚。患部が腫れて痛みもあったことから、8日の朝稽古を中止していた。師匠の立浪親方(元小結旭豊)は「稽古はしてきているし、大丈夫だと思う」と話したものの、不安もあったはず。2連勝でほっとしているのは、他ならぬ本人だろう。

 角界OBは「2日間とも強引に投げを打つ悪癖は出たが……」と、こう続ける。

「組んで土俵際に追い詰めてからは焦らず、着実に寄って仕留めにかかっていた。これは良い意味で、ケガの功名かもしれません。豊昇龍は本場所前の稽古で飛ばし、いざ本番が始まると空回りして取りこぼす癖があった。これまでも『あと1勝していれば賜杯を掴めていたのに……』という場所があり、直近は2場所連続で優勝決定戦で敗れている。それが今場所は負傷の影響もあってか、土俵際ほど慎重に立ち回っている印象です。少なくとも、前に出て攻めている分にはヒザへの負担も少ないですからね」

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