2日続けて横綱を撃破、義ノ富士って誰だ?白鵬も惚れ込んだ「改名」の天才力士
角界では「年内の大関昇進は確実」ともっぱらである。
前頭筆頭の義ノ富士(24)は今場所、2大関に敗れながら豊昇龍、大の里から立て続けに金星を獲得。15日は一山本を危なげなく寄り切り、3勝2敗と白星を先行させた。
とはいえ、いまだ「義ノ富士」と言われてもピンと来ない者も少なくないはず。ならば「草野」と聞けばどうか。日大時代に大学9冠を獲得して入門前から「天才」と呼ばれ、「将来の横綱、大関間違いなし」と言われた逸材だ。
もともと白鵬にスカウトされ、宮城野部屋に入門する予定だったものの、不祥事により昨年3月に部屋が閉鎖。草野は、宮城野部屋勢を預かり、白鵬が部屋付きを務めていた伊勢ケ浜部屋に入門した。そんな白鵬も6月に相撲協会を退職し、草野も11月場所から「義ノ富士」に改名した。
若手親方は「天才というほかない」と、こう続ける。
「柔軟性、俊敏性、パワーの三拍子を兼ね備えており、中でも相撲センスは抜群。前に出るタイミング、反撃の機会を見逃さない直感、投げの打ちどころなどを瞬時に判断し、思った通りに動ける。天性の素質というほかなく、教わってもなかなかできることではない。肉体的にも、元競輪のA級選手だった父の影響で幼少期から自転車を漕いでいたからか、入門当初からふとももが太かった。どっしりした下半身が、土俵でも安定感を生み出している。負けた大関戦も自分から前に攻めており、内容はよかった」


















