ずるいほど強い「チーム伊勢ケ浜」 部屋合併で関取7人、本割で「同部屋対戦なし」の大脅威
そんな寿之富士を含め、伊勢ケ浜部屋の関取は総勢7人。1月場所で新大関安青錦と優勝争いを繰り広げた熱海富士を筆頭に、幕内だけで5人もいる。いまや角界の一大勢力といっていい。
「伊勢ケ浜部屋はもともと激しい稽古で知られ、先代(元横綱旭富士、現宮城野親方)の時から現師匠の横綱照ノ富士らの好力士を輩出。一時閉鎖となった宮城野部屋の力士を預かったことで、さらに層が厚くなった。当初、両部屋の力士はギクシャクしていたが、現在はチームとして団結しています。こうなると、他の部屋の力士にとっては脅威以外の何物でもない。なにしろ、優勝決定戦を除けば本割で同部屋対戦はない。藤島部屋と合併し、若貴兄弟をはじめ一大勢力となったかつての二子山部屋は、『強豪揃いで同部屋対戦がないからずるい』と他の部屋からやっかみを受けた。それと同じことが今の伊勢ケ浜部屋にも言えます」(前出の親方)
1月場所でデビューし、先代師匠のしこ名を継ぐ旭富士も「将来の横綱大関間違いなし」と言われている逸材だ。こちらも寿之富士と同じモンゴル出身。外国出身力士は1部屋1人の枠があるものの、部屋合併に伴う措置として2人以上の在籍は認められている。
白鵬の遺産でますます強くなる「チーム伊勢ケ浜」。角界を席巻する日は近い--。


















