「体を『ひねる』だけで、疲れと痛みが消える」武富ゆうすけ著
一般的に行われているストレッチ、腹筋、腕立て伏せといった筋トレは、筋肉の一部だけに作用するもの。
しかし、人間の体には大小含めて600を超える筋肉があり、従来のやり方では筋肉にアンバランスが起こり、これが肩凝りや骨盤の歪み、冷え性などの引き金になりかねないという。
そこで本書が勧めるのが「ひねリッチ」。体をさまざまにひねりながら行うストレッチのことだ。例えば開脚腰回しでは、脚を前後に大きく開いて腰に手を当て、骨盤のみを左右にひねる。腕回しひねりでは、壁に手をついて立ち、手首を左右に回しながら上体を壁と反対方向にひねる。
複雑な動きだが、コツを掴めば体が動きやすくなる。巻末には「ひねリッチ」実践動画のURL付きだ。(フォレスト出版 1200円+税)