本書は、そうやって身を挺してヘイトスピーチデモと抗い続けてきたカウンターたちのリアルな記録だ。はじめて見た人は「これが日本？ いま？」「なぜ警官がヘイト側を守ってるの？」などとショックを受けるだろう。そして、一度でもカウンターに加わったり遠巻きに応援したりした経験のある人は、ページをめくるうちに胸が熱くなり涙があふれるに違いない。とにかく見てほしい。日本の最悪と最高がここに鮮やかに切り取られている。（鹿砦社 １８００円＋税）
日本の国鳥に「キジ」が選ばれた理由
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