「キンモクセイ」今野敏著

公開日: 更新日:

 法務省刑事局企画調査室のキャリア官僚、神谷道雄が銃殺された。被疑者がアメリカ人らしいということで、外事1課と外事3課も動き出す。警察庁警備局の隼瀬順平は専任チームをつくるように命じられるが、突然、その件は終了だと言い渡され、外事1課、3課も手を引いたことを知らされる。

 ひそかに調査を続けていた先輩の水木勇吾は、刑事企画課刑事指導室の岸本から神谷が殺される前日にキンモクセイという言葉を残したという話を聞いた。神谷はこの言葉のせいで殺されたのではないか。やがて、岸本の首吊り死体が発見される。これでキンモクセイという言葉を知っている6人のうち2人が死んだ。

 日米合同委員会に関わる犯罪に挑む警察小説。

(朝日新聞出版 1600円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に