「国会議員基礎テスト」黒野伸一著

公開日: 更新日:

 元官僚の橋本は、新人議員・黒部優太郎の政策秘書。優太郎は3世議員で、大物議員の藤田にスカウトされた橋本は、優太郎の父・優吾の代から黒部家に仕えている。お坊ちゃま育ちの優太郎は、議員の仕事は二の次で、委員会や会議をさぼっては女遊びに夢中。それでも地元の有権者の人気は高い。愛想を尽かした橋本は、次期総選挙で自らが優太郎の地盤から出馬すべく密かに藤田らに裏工作を進める。

 そんな中、テレビ出演で知り合った女子アナと優太郎の不倫が発覚。橋本は謝罪会見の機会を設けたと優太郎をある番組に出演させる。それは番組内容を伝えずに集めた国会議員の検定試験を生放送する番組だった。

 政治家にも資格試験の必要性を問う政治エンターテインメント。

 (小学館 840円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る