「警視庁SM班I シークレット・ミッション」富樫倫太郎著

公開日: 更新日:

 警視庁の刑事部長・阿部は、優秀だが組織に馴染めない各部署のはみ出し者を集め、チームを編成。集められたのは、凶暴で腕力自慢の糸居や、女だてらにSAT出身のあおい、本庁捜査1課の優秀な刑事だったが男性から女性に性転換手術を受けた田淵、優秀だがコミュニケーション不全の元情報分析官・佐藤ら6人。一癖も二癖もある彼らを束ねるのは、おねえ言葉の巨漢・薬寺だ。

 そんな中、都内の公園で職質を受けた男のリュックから女性の左耳と左手の薬指が見つかる。数日前から行方不明の女子大生の写真も入っていた。被害者が生きている可能性が高く、マスコミに漏れないよう極秘で捜査が始まり、阿部の指示で薬寺らも独自に動きだす。

 型破りな刑事たちが難事件に挑む新シリーズ。

(KADOKAWA 880円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元大食い女王・赤阪尊子さん 還暦を越えて“食欲”に変化が

  2. 2

    今の渋野日向子にはゴルフを遮断し、クラブを持たない休息が必要です

  3. 3

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  4. 4

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  5. 5

    YouTuber「はらぺこツインズ」は"即入院"に"激変"のギャル曽根…大食いタレントの健康被害と需要

  1. 6

    大食いはオワコン?テレ東番組トレンド入りも批判ズラリ 不満は「もったいない」だけじゃない

  2. 7

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  3. 8

    「渡鬼」降板、病魔と闘った山岡久乃

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!