「お前の頭皮はまだ死んではいない!」マゴシジョー著

公開日: 更新日:

 父はそうではないが祖父が「ツルッパゲ」だった著者は、ハゲは隔世遺伝だと言われて異常に恐れていた。30代に突入して、ワックスで固めても髪形がキープできなくなり、育毛の本を読みあさる。だが、育毛業界に頼っていてはだめだと、石橋を叩いて渡る確実な育毛法「ジョー式育毛法〈スキャルプビルディング〉」を考案する。

 ファストフードのような「ハゲ食」は食べず、低糖質低脂質高タンパク多野菜多水にする。全身を動かすトレーニングで大きな筋肉や神経を刺激して、末端の毛細血管に栄養を送る。特に肩甲骨と股関節付近は育毛では重要な部分なので、肩を回してほぐすことが必要だ。

 ハゲ予防のために必読の一冊。

(河出書房新社 1485円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    落合博満さんと初キャンプでまさかの相部屋、すこぶる憂鬱だった1カ月間の一部始終

  2. 2

    “芸能界のドン”逝去で変わりゆく業界勢力図…取り巻きや御用マスコミが消えた後に現れるモノ

  3. 3

    渡辺謙63歳で「ケイダッシュ」退社→独り立ちの背景と21歳年下女性との再々婚

  4. 4

    参政党は言行一致の政党だった!「多夫多妻」の提唱通り、党内は不倫やら略奪婚が花盛り

  5. 5

    悠仁さま「友人とガスト」でリア充の一方…警備の心配とお妃候補との出会いへのプレッシャー

  1. 6

    伊東市長「続投表明」で大炎上!そして学歴詐称疑惑は「カイロ大卒」の小池都知事にも“飛び火”

  2. 7

    大阪万博は鉄道もバスも激混みでウンザリ…会場の夢洲から安治川口駅まで、8キロを歩いてみた

  3. 8

    早場米シーズン到来、例年にない高値…では今年のコメ相場はどうなる?

  4. 9

    中島歩「あんぱん」の名演に視聴者涙…“棒読み俳優”のトラウマ克服、11年ぶり朝ドラで進化

  5. 10

    米価高騰「流通悪玉論」は真っ赤なウソだった! コメ不足を招いた農水省“見込み違い”の大罪