「発注いただきました!」朝井リョウ著

公開日: 更新日:

 人気作家が有名企業から依頼を受けて執筆した作品の集成。

 サッポロビールからの依頼は「『エーデルピルス』というビール名が出てきて、高貴な香りがする、という特徴が入っていれば、エッセーでも小説でもどちらでもOK」というもの。それに応えた作品は「あの日のダイアル」というタイトルで、大プロジェクトのプレゼン結果を部下と待つビジネスマンの正樹を主人公にした小説。居ても立っても居られず、会社近くの店でビールを飲みながら結果を待つ正樹の脳裏に、待つことの大切さを教えてくれた祖父との思い出が蘇るという内容だ。

 その他、森永製菓発注の「キャラメルが登場する小説」や、JA共済からの「介護の日、年金の日にまつわるエッセー」など20余作品を収録。

(集英社 990円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る