「ジャーナリストの条件」ビル・コバッチ、トム・ローゼンスティール著、澤康臣訳

公開日: 更新日:

「ジャーナリストの条件」ビル・コバッチ、トム・ローゼンスティール著、澤康臣訳

 ケネディ暗殺の数日後、後を継いだリンドン・ジョンソンはマクナマラ国防長官に南ベトナムの状況を尋ねた。サイゴンを視察して情報を集めたマクナマラは記者会見で「今後1年になし得る前進について楽観している」と述べたが、「ワシントン・ポスト」の編集主幹は、長官の視察や大統領への報告について、その後、何も耳にしなかったと言った。だが、8年後、ペンタゴン文書の中に、マクナマラがジョンソンに「非常に憂慮すべき状況だ」と警告した旨を記した文書があったと報道された。ベトナムが共産主義国になる可能性が高いと。だが、その情報源は明かされなかった。

 ジャーナリズムのあり方を問う一冊。 (新潮社 2750円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る