佐藤一磨(拓殖大学政経学部教授)
さらに面白かったのは、男女間賃金格差の原因の1つが女性がモテを意識するからだというものだ。競争に勝ち、出世していくにはガツガツ働く必要がある。服装も高いスーツをビシッと着て、重厚な低い声で話す。女性がこれをするとモテなくなる。だから女性と男性の賃金格差が生まれてくるのではないかというロジックだ。正直な感想を言えば、「ちょっと無理のある話の持って行き方かな」と思った。しかし、もともとはメルカリによる男女間賃金格差の分析で、説明できない7%の原因としてこのモテ要素があるのではないかという問題提起だったため、その程度なら説明力があるかもと思い直した。
最後にアマゾンでこの本がどの程度売れているのかを見ると、まあまあといったところ。読みやすく面白い本なのにもったいない。



















