寺島しのぶ×宮沢りえがバチバチの演技合戦 原動力は夫婦円満と長男の道筋づくり

公開日: 更新日:

 寺島しのぶ(48)の注目度が改めて高まっている。11月30日発表の報知映画賞では助演女優賞を獲得。「ヤクザと家族 The Family」や「キネマの神様」「空白」の3作での演技が評価されたようだ。

「さらに『Arc アーク』と、今年公開の映画に4本以上も出演し、それぞれで印象に残る演技を見せていた。受賞に異議を唱える人は誰もいないでしょう。9歳になる長男・眞秀くんの子育て真っただ中とは思えない活躍ぶりですよね」(映画ライター)

 さらに今月4、5日に2夜連続で放送されたドラマスペシャル「女系家族」(テレビ朝日系)では宮沢りえ(48)とダブル主演。寺島は、大阪・船場の老舗木綿問屋を営む矢島家の長女で“総領娘”の藤代を熱演。矢島家当主と愛人関係にあった文乃を演じた宮沢とのバチバチの演技合戦には〈見応えがあった〉とネット上も沸いていた。

 寺島と宮沢のドラマ上の年齢設定は、37歳。そのため放送開始直後は、〈さすがに無理がある〉なんて声も飛び交っていたが……。

「それも物語が進むにつれて気にならなくなったようです。演技力で視聴者を黙らせるとは、演技派で知られる2大女優の貫禄といったところ」とドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏がこう続ける。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カーリング女子フォルティウス快進撃の裏にロコ・ソラーレからの恩恵 ミラノ五輪世界最終予選5連勝

  2. 2

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  5. 5

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  1. 6

    円満か?反旗か? 巨人オコエ電撃退団の舞台裏

  2. 7

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 8

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 9

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  5. 10

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー