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芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

河合優実が日本アカデミー賞「最優秀主演女優賞」の舞台裏…石原さとみと激しいガチンコ勝負

公開日: 更新日:

 最優秀作品賞は東映京都撮影所が特別協力した「侍タイムスリッパー」(未来映画社/ギャガ)に決まった。そして、主演女優賞に関して、この関係者は「昨年の同賞の結果も大きく影響しているのでは……」とこう言う。

「昨年の最優秀作品賞は、日本だけで興収約76.5億円を記録した『ゴジラ─1.0』(東宝)でしたが、映画関係者の評価は圧倒的に、第96回アカデミー賞国際長編映画賞にもノミネートされた、役所広司(69)主演の『PERFECT DAYS』(ビターズ・エンド)の方が高かったのです。それをひっくり返す形で作品賞をとった東宝ですが、最優秀主演女優賞も『怪物』(東宝/ギャガ)の安藤サクラ(39)が獲得しました。さすがに2年続けて押し切ることはできなかったということでしょう」

 つまり、今回に関していえば、満島の最優秀主演女優賞受賞の可能性は最初から限りなく低かったということになる。

「受賞者を決める日本アカデミー賞会員の投票は、今が旬の河合と、『ミッシング』(ワーナーブラザース)でなりふり構わない激しい素顔を見せた石原さとみ(38)に集中したようです。その中で、会員の40%強を占める、大手芸能プロダクションやテレビ関係者から構成される"賛助法人"の票のほとんどが、河合を推していたといいます。『ナミビアの砂漠』(ハピネットファントム・スタジオ)もアジアやカンヌ国際映画祭で高評価されましたから、さすがに今の河合を無視するわけにはいかなかったのでしょう……」

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