40歳以上の8割…病気ドミノ倒し 歯周病治すか死を選ぶか

公開日: 更新日:

 40歳以上の8割がかかっているといわれるのが歯周病だ。手を抜いた歯のケアを続ければ、必ず進行する。そればかりではない。歯周病は、全身病も誘発する。死のリスクを高めることもあるのだ。

「歯周病を放置することは、ドミノ倒しの駒を風圧で一気に吹き飛ばすようなもの」

 こう言うのは、東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科歯周病学分野の渡辺久准教授だ。乱れた生活習慣は、肥満、高血圧、高血糖、高尿酸を招く。やがて動脈硬化が進行し、心筋梗塞脳卒中に至る。それらを一つ一つの駒とした場合、一つの病気が次の病気につながるドミノ倒しではなく、歯周病はすべての駒に対して影響を与える。つまり「あらゆる病気に関係する」ということなのだ。

 その理由は主に3つある。

「まず、歯周病による慢性的な炎症で出るサイトカインという物質が、血液を介して全身に運ばれます。一番のターゲットは、血管を形づくる内皮細胞で、それが病的に変形し、血管の直径が細くなり、血液の流れが悪くなる。そして動脈硬化に至ります」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る