注射1本で動脈硬化チェック 注目の「LOX-INDEX」って何?

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「しかし、これらで異常が見つかるのは、動脈硬化がかなり進行してからで、治療の介入としてはベストの時期ではありません」

■他の検査では測定不能

 血液検査などの一般生化学検査もあるが、LDLは測定できても、酸化変性LDLとLOX-1はわからない。LDLそのままでは血管内皮細胞の炎症を引き起こさないので、ロックス・インデックスなら、さらに一歩踏み込んだ検査ができるというわけだ。

 動脈硬化をごく早期から治療すべきなのは、脳卒中や心筋梗塞といった脳血管疾患の回避が目的。脳卒中の年間患者数は130万人で、そのうちの3人に2人は死亡か重度の後遺症を抱える。また、働き盛りの突然死の死因の7割は心筋梗塞で、心筋梗塞の死亡者の25%は1回目の発症で突然死するといわれている。

「30~79歳の約4700人中、冠動脈疾患および脳卒中の既往歴がない約2400人を11年間追跡調査した本邦での疫学研究では、ロックス・インデックスの値が高い人は脳梗塞(脳卒中のひとつ)の発症率が3倍、心筋梗塞では2倍という高い数値を示しました」

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