フリーキャスター・梶原しげるさん(65)軽度脳梗塞

公開日: 更新日:

CTでは異常なし。入院3日目には「ご自宅で様子を見ますか?」と言われた

 57、58歳の頃でした。日曜の午後、妻と犬の散歩に出かけたら、突然、動けなくなって右足が前に出なくなりました。

「これは脳梗塞か……」

 妻が不思議な顔をしている中、ろれつは大丈夫、手先は動く、足の指も動く……と自分なりに確認しました。でも、足が出ない。で、少し落ち着いてからなんとかブロック塀をつたって家まで帰りました。

 翌日の生放送の仕事のことを考えると心配なので、夜になって近くの救急外来に行きました。緊急性が感じられないせいもあり、やっと診察していただけたのは夜の10時ごろ。脳のCTスキャンは問題なしでしたが、様子見ということで入院したんです。

 翌日改めて、朝から夕方まで時間をかけてくまなく検査を行い、その後、仕事に向かって、また晩に病院に戻りました。結局、病院にジッとしている日はなく、合間をみて仕事に抜ける状況が続き、3日もすると医師から「ご自宅で様子を見ますか?」と言われて退院となりました。

 まあ、問題なかったので良かったのですが……。ほんの一瞬、脳が詰まって、その後、戻ったんじゃないかと思われます。その後、薬を飲むこともなく、定期健診に通う程度で終わりました。大騒ぎして、なんだかオオカミ少年のような、歯切れの悪い病気でした。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  3. 3

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 4

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 5

    高市首相「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」どこへ? 中国、北朝鮮、ロシアからナメられっぱなしで早くもドン詰まり

  1. 6

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  2. 7

    阪神・佐藤輝明の侍J選外は“緊急辞退”だった!「今オフメジャー説」に球界ザワつく

  3. 8

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  4. 9

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 10

    古川琴音“旧ジャニ御用達”も当然の「驚異の女優IQの高さ」と共演者の魅力を最大限に引き出すプロ根性