年々増える国家試験の受験者 医療現場に“適正”はあるのか?

公開日: 更新日:

50代内科医

 18日の医師・歯科医師国家試験を皮切りに、医療関係の国家試験の合格発表が次々行われます。

 保健師・助産師・看護師国家試験は25日、薬剤師・臨床工学技士・歯科衛生士・はり師・きゅう師などは28日、診療放射線技師などが29日です。

 最近は、安定した就職先が多いという理由で医療系資格を取る人が増えているようです。医療従事者としてはうれしいことなのですが、気になるのは、「そういう人に医療の仕事の適性があるのか?」という点です。

 以前、私が勤務していた病院に優しい性格の新人看護師がいました。患者さんへの接し方が柔らかく、患者さんからはかわいがられていましたが、医師や先輩看護師の評価は逆でした。報告書は誤字脱字が多く、的確な説明ができないタイプだったからです。しかも、体力がなく、ちょっと忙しくなると動作も鈍くなる。時間や生活にルーズなところもありました。性格も優しいというより、優柔不断で人の意見に引きずられがちだったという方が正しい感じです。

 そのため、周囲からは「慎重さに欠けるため仕事をまかせられない」という評価が下されました。洗髪後のドライヤーかけやおむつ交換といった作業ばかりをやらされ、3年ももたずに辞めてしまったのです。こういうタイプの新人はいたるところにいます。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    山田涼介が「令和最強アイドル」と評されるワケ…主演ドラマ「一次元の挿し木」は玉森裕太を三歩リード

  2. 2

    沈黙貫く橋本愛vs佐藤二朗「週刊新潮」で反論の泥沼化…SNS連投で"自滅"を心配する声も

  3. 3

    『ひよっこ』再放送記念、神回「ビートルズがやって来る」再録

  4. 4

    骨折で入院中ですが…ブラジルに惜敗した森保Jを巡る一部炎上報道で心が痛い

  5. 5

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  1. 6

    男子バスケ日本代表に激震、ホーバス監督“解任”の真相…過去には八村塁と確執も 

  2. 7

    孤立深まる高市首相…国会10日ぶり正常化でも続く“包囲網” 与党内からも反発の声噴出の自業自得

  3. 8

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  4. 9

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  5. 10

    村上誠一郎前総務相が高市政権バッサリ!「これが本当に保守政治なのか」…突きつけた自民「立党宣言」との乖離