著者のコラム一覧
永田宏長浜バイオ大学コンピュータバイオサイエンス学科教授

筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。

世界中の薬品メーカーが参入する次世代薬 核酸医薬の効能

公開日: 更新日:
(C)日刊ゲンダイ

 細胞内の核酸の一種である「メッセンジャーRNA(mRNA)」に結合することによって特定の遺伝子の働きを阻害するのが、「核酸医薬」と呼ばれる新しいタイプの薬です。

 細胞には細胞核があり、その中に染色体が収納されています。染色体にはDNAが入っていて、人間の設計図である遺伝…

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