“こぶとり爺さん”もガンだった? 「耳下腺腫瘍」に要注意

公開日: 更新日:

 さらに、良性腫瘍にも「多形腺腫」や「ワルチン腫瘍」などの種類があり、最も数を占める多形腺腫は後にがん化することがある。どんな多形腺腫が、いつがん化するのか分かっていないというから、注意が必要だ。

 良性でも悪性でも、耳下腺腫瘍の治療は基本的に手術となる。前述のように「良性腫瘍と低悪性度の区別が難しい」「良性腫瘍の中にもがん化するものがある」といった理由に加え、消化器系のがんや呼吸器系のがんなどでは一般的に行われる生検が、耳下腺腫瘍では術前にできないため、手術が選択される。

「生検などによって、がんが散らばるリスクがあるのです。術前はMRIやCT、超音波で検査をしますが、病理検査をするのは手術で腫瘍を切除してからになります。手術をしてから、『やはり良性腫瘍だった』と分かるケースもあります」

 耳下腺腫瘍は、原因が明らかになっておらず、当然ながら、どういう人が発症しやすいかも分かっていない。

「患者さんは10代もいれば、40代以上の中高年もいます。幅広い年代にわたっています」

 決して数の多いがんではないが、「自分は大丈夫」とは言えないことは確かである。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網